海外出張、といったきり全く音沙汰なく失礼しております。
現在こちらは10月10日の午後7時。
メインイベントのGrinduro! 2016は2日前、10月8日にUSA クインシーにて開催され、無事に完走しております。
そもそも、なぜわざわざお店を10日間も閉めてアメリカの片田舎まで自転車に乗りに来るのか。
話を戻すと、春先のNAHBSでお伝えしたのですが、
700x40cオーバー、もしくは700と650Bのコンパチバイクが主流になっていくであろうという予測
(すでに事実ではありますが、)を確信するためにわざわざお時間をいただいている、という事になります。
行程は100km、2400mUP。
数字だけを聞けばロードバイク乗りであれば、大したことはない距離ですが、その8割は未舗装路です。
出だしの山ですでにヤラれます。
この時点で完走を想像できないくらいの疲労に襲われます。
最終の山は9㎞、最大斜度17,2%の未舗装路でした。
心削られながらもひたすら上ります。
久々に限界を感じた気がします。
この時点では強者たちも僕と同じくらい疲弊していたと確信します。
この後はご褒美?のシングルトラック3連発。
およそ12kmを一気に下るのですが、あまりに過酷で当然画像は撮れていません。
このシーンは動画を撮っていますので楽しみにしてください。
Photo by Jeremy Dunn(@jeremyddunn) at The Athletic Community(@theathletic)
余裕そうですが、いっぱいいっぱいです。
この写真を取ってくれたJDはめちゃくちゃ余裕たっぷっり楽しそうでした。
いちディーラーである僕のことをしっかりリスペクトしてくれるところがアメリカ人らしくて素晴らしい。
話がまとまりそうもないので帰国後にまとめることにしますが、
とにかく彼らのイベントを楽しむ姿勢と楽しませようとする姿勢に感服しました。
そしてグラベルバイクの可能性、必要性を感じたのですが、それは口述で。
Grinduro! 2016を経験した1/800人であることを感謝します。