フレームからの組み付け

本日はお待たせしていたSURLY フレームがようやく入荷しまして、作業を進めております。フレームから組む際に、もちろん素早さも大事ですが、部品を組み付けていく前にするべき作業があります。この一連の作業をするかしないかで自転車としての価値や、寿命が大きく変わります。このために作業工賃を頂戴するわけです。まずは後ろ変速機の取り付け部分のねじをタップ作業。変速機が斜めに入ることはめったに無いですが、必ず行います。こちらは見たことがあるかたも多いかと思いますが、B.B.部のタップ作業です。ねじが切ってあるチューブをフレームの形に溶接してフレームが作成されている場合などには特に必要な作業です。最後に各部のフェイスカット作業です。ベアリングが携わる、ヘッド部、B.B.部に行います。(B.B.部は片側だけだったりもしますが、割愛します。)ここが一番大事で、せっかくChrisKingなどのよい製品を使用しても、フェイスカットがなされていないと、ほぼ意味が無い、ということになりかねません。このような作業を経てから、最初の画像のようにパーツを組みつけていくのです。少々お時間をいただきますが、せっかくの自転車ですから、できるだけよい常態でお渡しさせていただく。話は戻りますが、冒頭で『ようやく』と書きましたが最近SURLYのフレーム、完成車の供給が大幅に遅れがちです。今、輸入元に在庫の無いものは『納期未定』や、早くても4月予定だったりします。店頭には2015からの継続モデルを含め、色々展示しております。継続モデルの在庫品についてはもちろん2015価格を適用していますので、寒い時期ですが、是非今のうちにご検討ください。Hutte 8to8 On-Line Shop ” SURLY Frame Stock ”