Grinduro JAPAN

Grinduro JAPAN

忘れてしまう前に肝心なGrinduro JAPANのことを。
Grinduro JAPANは10月の12日(土)に斑尾高原にて開催されたものです。

今年2月の末のこと。
某メールニュースで”Grinduro JAPANが10月に開催される”との情報がありましたが当時の僕にはピンと来ませんでした。

何しろ手前味噌ながら1度ではあれCAのGrinduroに参加した身としてはあのロケーションの再現は不可能であることは当然ながら、会場の雰囲気、特に、あの手厚いエイドステーションを再現することは不可能であると思ってしまったからです。

方々からちょこちょこ情報が入りながらも一向に案内やアナウンス無し。
開催されるなら参加する意思はあるのですが、いったいどうなってるのかとヤキモキ、心配する日々。

8月にようやく開催場所が公開。
エントリーが開始されましたが、実はエントリーしませんでした。
直前のCAに参加することは去年から決めていて無事エントリー済みでしたし、事前のお客さんたちの期待度、参加可能人数を考慮すれば即完売が予想されたからです。

僕自身はCAに参加して目いっぱい楽しんでいるはずですし、少ないエントリー枠を自転車の楽しみ方を提案する側が埋めてはいけない、と。

運営側にも”手伝いで入る”と伝えていましたが、
何がどうなったかアンバサダーなるオファーがきてしまい、
一度は断ったのですが、”一般エントリーとは完全に別枠”であることを確認し、”Grinduro本体公認です ”とか魅力的な事を言われてしまって結局受けて走ることになりました。

とはいえ、前言撤回は嫌ですし、少しでもユーザー側に楽しいでもらえるよう何かしたい、(ホント純粋な気持ちで。裏などありません、ホントに)
ということで、金曜の早朝に現場に到着してみました。

画像ではまったくわかりませんが、スタッフ、ボランティアが忙しく動き回っています。

”なんかやることあるやろ~”と気軽な気持ちで行ったのですが、
各スタッフはめちゃくちゃ統率されていて、誰が何をするかがキッチリ決まっている様子で、入り込めませんでした、、。

小一時間くらいウロウロしてたらお声がかかって、
”コース変更の手伝いを”と。

そしてコーススタッフにはGIROからこんなプレゼントが。
う、うれしい、、。

さて、僕が具体的に何をしたか、ですが、

デスクライム~セクション2の全部の看板立てとテープ貼り、です。
記憶に新しいでしょうが、台風の影響が予想されコースは短縮。
事前に予定されていたコースは今回はセクション1のみが採用され、
2と3は新たに引き直したわけです。
徒歩で杭を持って1本いっぽん打ち、標識をつけ、テープを巻く。

走った方はお判りでしょうが、歩けばなかなかの距離です。
荷物を持って。

作業したからこそ初めてわかりましたが、
各レースのくい打ち、コーステープ作業は大変なものだったのです。

普段走るばかりですいません。

感謝、、。

設営をなんとか終えて戻ると、エントリーが開始されていました。

Grinduroの雰囲気出てきましたね~。

ミールチケットはCAよりも立派です。

いきなりですが、翌朝、レース当日。
ばっちり雨です。

朝ごはんはHotdog、画像なし。

スタートはこんな感じ。
CAより多いんじゃないか??

い~ぃ感じのダブルトラックを走ってファーストエイドステーション。

徐々に雨が本降りになってきて、またソコソコ(かなり)へたりまして、画像が残念すぎなのですが、言っておくべきことはみんな笑顔だったことと、
この豆腐with醤油が最高だった、ということです。

なんだか駆け足ですが、
走り終わって、写真撮ってもらって洗車して飯食って、ホテル返ってバタンキューでした。

画像が無い、ということは楽しかった、ということで。
取材せず目いっぱい楽しんでしまってすいません。

 

振り返って思うのは、
まず、運営が素晴らしいな、と。
ライティングやデコレーションなどの雰囲気は本場どうりといってもよく、食事に至ってはむしろ充実。
台風の影響で有料ミールは用意が少し残念だったようですがそれは致し方なし。

コースも変更前を採用したエイドステーション1までは間違いなく素晴らしく、特にグラベルのロング下りはCAと変わらないほど楽しかったのです。セクション2~3については短縮コースゆえに目をづぶらざるを得ないのですが、これがフルコースだったらどんなに楽しいだろうかと次回開催への期待を膨らませるしかないほどです。

序盤で述べたように当初懐疑的であった僕ですが、
これは間違いなくGrinduro である(あった)と言えるでしょう。
(誰やねんお前、と自分でも思うのでご勘弁を)

 

第1回目は1回しかない(ので参加すべき)、とはよく言いますが、2回目も3回目も当然のごとく1回しかありません。
いつでも、何回目でも参加する価値があるのです。

 

次回があれば(あると思いますが)有無をいわず参加することをおススメしておきます。

 

 

最後に。
現場となった飯山市の一部が台風被災地となられました。
今回のGrinduro JAPANのエントリー費やグッズ売り上げの一部が、運営の手によって被災地のお役に立つようです。
どうぞ大歓迎です。役立ててください。
楽しませてもらった感謝と共に順調な復興をお祈りしておきます。