SURLY Pacer

本日はフレームの下処理につきまして。メーカーから来る『完成車』といわれるものは、決して完成しておらず、グリスアップや増し締めをしてようやくお客様の手に渡せる状態になる、というのは常々ご案内していると思いますが、フレーム単体でのお渡しの場合も同様です。ねじ部や、B.B.、ヘッドパーツなどの回転部、つまりベアリングが携わる部分に乗っている、不要な塗装などを除去する作業、いわゆるタップ立てとフェイスカットが必要です。まずはリアディレーラー(後ろの変速機)を取り付ける部分。綺麗になりました。次はB.B.のねじ部分とフェイスです。いかがでしょうか。最後はヘッド部分のフェイスカット。このとうりです。このような作業を経て初めて、ChrisKingなどの精度の良いパーツを使うことに意味を持たせることが出来るのです。当店でフレームから組み上げます自転車車体はもちろん、フレーム・フォークでお買い上げいただきました場合も無料にてこの作業を行っております。どうぞよろしくお願い致します。